パチンコのガンダムSEEDではST中に大当たりしたにもかかわらず、ラウンドが開始されないという事象が多数発生しているようです。
今回は、なぜこのようなことが起こるのかをなるべくわかりやすくまとめました。
普通図柄についておさらい
そもそもこの台の右打ち中は、普通図柄っていうやつが当選すれば当たりっていうゲーム性です。
普通図柄っていうのは、いわゆる電チューを開くための抽選を行ってます。
電チューが開くまでの流れは以下の通り。
①スルーに玉を通す
②普通図柄を抽選する
③当選する
④電チューが開く
で、普通図柄っていうのは状態によって当選率を変えることができます。
右打ちしてスルーを通したら大体すぐに電チューが開くから、イメージしにくいかと思います。
分かりやすい例で言うと海物語ですかね。
通常時は別にスルーを通しても電チュー開きませんが、確変や時短中はスルーを通せば電チューが開きます。
これは、通常時と確変or時短時で普通図柄の当選率が異なるから起こっているんですね。
ガンダムSEEDも一緒です。
時短中は普通図柄当選率が1/601ですが、ST中は1/84になっています。
右の状態によって当選率が変わっています。
で、普通図柄に当選したら、電チューが開きます。
ガンダムSEEDでは電チューに入った球は1/1で当たるようになっているので、電チューに入る=大当たりゲットという感じになります。
なぜ大当たりが消える?
この台における、抽選から大当たりスタートまでの一連の流れは以下のようになっています。
①スルー入賞で普図で抽選 ↓ ②1/84で小当り 液晶で図柄揃い ↓ ③ベロが前に出てきて、玉をGOスルーに入れてV入賞の権利発生。 ※合算5.5秒開放しますがVアタッカーパカパカと違い警告演出は発生しません。 ↓ ④普図電チュー通過で 大当り発動 ↓ ⑤Vアタッカー解放 ↓ ⑥V入賞で大当りスタート
で、重要なのはこの③です。
②の時点で液晶上で図柄が揃ってます。
あたかも大当たりが確定したかのように見えます。
ですが違います。当たったのは普通図柄です。
電チューが開くようになっただけです。
なので、電チューに入賞させないといけません。
電チューに入賞させないと当然大当たりの権利を得ることができません。
ですので、液晶上では図柄が揃ったにもかかわらず、何事もなかったかのようにSTに戻されます。
これが、ガンダムSEEDのST中に大当たりが消えるといわれる原因になります。
これ、普通に右打ちを打ちっぱなしにしていれば基本的には起こらない事象です。
ですが、人によっては右打ち中の無駄玉を少しでも減らしたいという思いから、止め打ちを頻繁にされる方もいるかと思います。
そういう方が本来止めてはいけないタイミングで止め打ちしてしまったがために、大当たりの権利を逃すっていう本末転倒なパターンが多いようです。
まとめ
ガンダムSEEDのST中は基本的には打ちっぱなしで遊戯されることをお勧めします。
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